給付金でスーツを買おう

1年前、一番痩せていた時期に買った就活用のスーツが、もう着られない。
転職してから体の動きが減って見事にリバウンドし、今年3月にクビになったら家にこもる時間が増え、食べる量も増えた。
毎日15分くらいボクシングの真似事をしたくらいでは足りないのだと思う。

近々、「家から遠いけどSEを募集している」企業に応募してみようと考えている。
多分書類で落ちると思うが、求職活動の数を稼ぐためには必要なことだ。
だが万が一「書類で通って面接」などということになったら、行かねばならない。そのときに「明らかにサイズが合っていないスーツ」は失礼すぎるだろう。
これから1~2週間で15kg減量するのは無理なので、スーツは新調する方が妥当である。

給付金も失業手当も再来週になると思うが、クレジットカードは使いたくない。手持ちのタンス貯金で支払って、給付金が入ったら貯金しよう。
最寄りの紳士服店は下取りも受け付けているので、着られないスーツ2着を持ち込んでみたい。

きっとこうやって準備万端、という感じにすると「その後半年にわたって面接の機会はなかった」みたいなことになるのだ。私の人生にはよくある話。
昔「手持ちがないけど就職したら払えるだろう」と楽観的に考えて「夏のボーナス一括払い」でスーツを買ったが夏を過ぎても就職できなかったなんてこともある。今回は新コロに感謝せねばならない。

今日は「落ち着くオルゴールの音」を聞こう。

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