怖い無表情

発達障害に詳しい(自らも当事者である)吉濱ツトム氏が、このような動画を上げていた。

アスペルガー症候群の人は、「怖い無表情」になりがちだというのである。一般人の無表情以上の無表情だ。
昔私は結婚相談所で職員の話を真剣にじっと聞いていたら「闇に向かって話しているみたい」と呆れられた経験があるが、闇を感じるくらいだからやはり怖い顔なのだろう。そして自分はアスペルガーなのだろう(正式に診断されたことはないが)。

自分自身がこの「怖い無表情」を目にする機会はたまにある。
メルカリがユーザーアカウントの本人確認をさせろというので、指示に従って「免許証と自分の顔が一緒に写るようスマホのインカメラで自撮り」をした。画面に化け物がいた。(※自撮りである)
それと、先日マイナンバーカード申請用の写真撮影を証明写真機でしたときである。撮影時の注意として「笑顔禁止」とかあるので当然無表情で撮るのだが、控えとして出てきた写真は悪魔だった。何かを呪っている顔だ。これが最終的にカードに載って、10年使わねばならないのかと思うと気持ちが沈んだ。

「自分の顔なのにたまにしか見ないとはおかしい」と言われそうだが、私は鏡で自分の顔をまじまじ見たりしない。洗面台の前で歯磨きをするとき、私は目を閉じている。床屋で毛を刈ってもらうときも、終わるまで目を閉じている。
見れば見るほど自己肯定感がダダ下がりする顔だ。何しろ他人にもストレートに「闇」と罵られる顔である。

気分直しに「超強運　天照大神の真言」を聞こう。