某社1200人の「希望退職」募集に思う

標題の件。Yahooニュースに出ていたのだが、これについて「辞めない方がいいぞ」みたいなコメントがついていた。
ああ、この人は「希望退職」というのを文字通りに受け取っているのだな(普通の反応だけど)。

本当に希望者だけだと目標人数未達ということもあるし、「会社としては辞めてほしくない社員が気持ちよく辞めてしまう」場合がある。
日本は解雇規制が厳しいので、指名解雇がなかなかできない。でも大量に削減したい時はどうするか。(以下は私の体験に基づく話であり、某社がそうするとは言い切れない。念のため)

この会社のように「希望退職者を募集」と通知する。
その後対象年齢の社員全員と面談をして、会社側が「こいつは切ってもいいな」とあらかじめ決めている社員に対しては
「どうだろう?今回の希望退職を使ってみないか?」
などと言うのだ。「自粛の要請」と一緒である。日本は言霊の国のはずなのにどうして「論理的に変」な言葉が横行するのだろう。
そして「いや、希望してないから辞めないよ」と真正面から反抗すると「自宅待機」とか「度重なる面談」とか「追い出し部屋」が待っている。何が何でも辞めさせにかかる。

もちろん会社としてもここまで鬼になるのは心苦しい面があるだろうが(実際、部下を数人クビにしてから心労のため自身も辞めてしまった管理職がいた)、「リストラ専門コンサルタント」が経営陣と人事と管理職を鬼に仕立て上げるのである。戦っても勝てない。

私のリストラ体験から17年経つが「まだこんなことしてるのか…」という気持ちが強い。
実質「1200人解雇します」なのだ。辞めたくて辞める社員は少数である。
また失業者が増えるな。

今日は「強運体質になる音楽」を聞こう。

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