再度、失業を免れる

今日は、現在の派遣元の営業担当と共に「次の派遣先(見込)」M社での面接に臨む。
M社に派遣されてから、M社が下請けとして入っているT社で働くことになっている。
なお、T社は17年前に私をリストラした会社であるが特にこだわりはない。当時の関係者なんかほとんど残ってないだろう。

普通だと「ここでこういう仕事をします」とT社の現場の見学になるところだが、T社は現在新コロ対策のためやたらに来客を入れない状況らしい。今回はM社の設備を見て「これと似た仕事です」で済まされる。

「簡単な仕事です」と何度も言われる。ときどき重量物を扱うことになるが、作業手順は複雑ではないらしい。入荷した部品を検品して、どでかい洗浄機にかけて、出てきた部品を乾かして、また検品して、梱包。時給1000円。

安いと言えば安いが、「失業よりはましだ」と考えて引き受けることにした。
営業担当は言う。「これから必ずV字回復はあると思うから、そしたらシステム系の仕事もまた出てくるだろう。それまでの繋ぎと思って頑張れ」

面接が終わったら私はハローワークに行き、「昨日履歴書を送った会社の応募を辞退したい」と願い出た。相談員はすぐに電話をかけて辞退の連絡をしてくれた。
私の人生には「自分の努力は空振りして、他人が動いてくれたことの方がいい結果になる」ケースが多々ある。今後も「皆様のおかげ」に頼って生きていきたい。

今日はリラックスの音源にする。

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