宝飾業界に属する勤務先では、近々「商品の即売会」をする。半期に1度の恒例行事だ。
で、目標集客数の半分くらいを「社員が呼び集めろ」と号令がかかる。社員が、と書いたが正規も非正規も関係ない。
家族・友人はもとより「取引先にも声をかけろ」という指示がなされる。そうなると当然、営業課の社員が一番呼べることになる。商談相手だけでなくその家族まで巻き込むことができるからだ。
正社員SEのM氏も、次長に「5人はいけるはずですよ。自分の両親、奥さん、奥さんのご両親」と容赦ない命令をされていた。課長は取引先(ITベンダー営業やエンジニア)に声をかけるように言われていた。
私は夏の即売会のときに「前の職場の元同僚」を誘って2人に来てもらった実績がある。この2人にはDMが郵送されているので、多分また来るだろう(根拠のない期待)。
今回は手渡し用のDMを10枚もらって「飲み仲間に配る」予定だ。来るかどうかは確約できないが、ただ「来てくれ」と呼びかけるだけだと酔っ払って忘れるから形にするのは大事だ。
派遣社員がそこまで頑張ることはないんじゃないか？いや、ひょっとしたらこんな「功績」で時給が上がったりするかも知れない。そんな淡い期待をしながら働く日々。
今日も「自律神経が整うピアノ」を聞こう。尺八も加わっている。
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