自分を説得しているとき

「今はましな方だ」とか「理論上は得している」とか思うことがある。
事実に反するけれど、自分を説得しなければやってられない状態だ。
本心は「痛い、辛い、厳しい、給料が安い」である。苦痛をごまかすために、あえてポジティブに表現している。苦痛がなければ、そもそもそんなことは考えない。「当たり前」のことは意識に上らないのだ。
「開運が大好きだっていいじゃないか」という気持ちの裏には「現状は不幸だ」がある。

「かけずに解く」をモットーとする催眠療法士がいるという。
現状、好ましくない暗示がかかっていて人生に不具合が出ているわけだから、そこへ「好ましい暗示を上書き」するのではなく、「好ましくない暗示を解除する」方向で施療していく。
この考え方は大事だな。
「苦しいけど働かないと金にならない」という「自分の中の常識」を残したままで「ネットで稼ぐぞ!」と鼻息を荒くしても、少し収益が入ってやる気が失せたりする。まず「働かないと」を消さねばならない。その上で、「仕事・ビジネス」をしないで金が入ってもいいんだと。

今日は「再生するだけで運気が右肩上がりになる」音源を聞こう。ネガティブが消えるらしい。

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