自信がないと何もできない

思えば17年前のリストラで、心を折られたというより粉砕された気がする。
「君にもう仕事はないから希望退職を使って欲しい」
元々自信たっぷりではなかった自分は、半分死んだような感じになった。自宅待機を命じられ、寝込んでしまった。
もしも自信があったなら「よし、転職してやろうじゃないか。私を追い出す会社などどうにでもなれ」と前向きに考えたかも知れない。

その後は正直に言えば「できるけどやりたくない分野の仕事」をやったりやらなかったりで現在に至る。
このところ気にしている「葬祭場」は、「この業種で働くことに喜びを感じる」かというとわからない。多分、働くとしたら喜びは感じないが高給だから我慢の範囲なら頑張るという感じだろう。

「好きなことを仕事に」というと「タダでもやりたいくらい好きですか?」という問いが発せられる。
もしタダでもやりたいことがあるのなら、今は暇だから「思う存分やるぞー」と張り切っているに違いない。何かしているだろうか?毎日のように車を乗り回している。だが、配送やタクシーや代行などは怖い。「遅れると怒られる」みたいなのは嫌だ。

私にとって仕事とは「できて当たり前で失敗したら罰せられる」という減点評価をされるもの、というイメージが強い。ほめられたり感謝されたりということはない。
先日の霊感占いの先生にはこういう思い込みを読み取られたようだ。「お客さんから直接感謝してもらえる仕事をするといい」と言われたのは、私が「直接感謝されたい」と思っていたからだろう。だが欲求は欲求、現実は現実。
仕事探しは慎重にしよう。

今日は「億万長者の自己洗脳」という謎の音源を聞く。

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