私の先行きを不安視する姉が突然電話をかけてきて、「おまえ簿記取ったら？」と言う。
資格があったら事務系の仕事に就けるだろうし、そこから情シスみたいな所に異動もできるかも知れないと。
思い起こせば飲み仲間に「うちの仕事(農業)を法人化したら経理で雇うから簿記取ってくれ」と言われたのが2年ほど前だったか。だが新コロ流行のせいもあってか、彼の事業が法人になったという話はとんと聞かない。そのとき始めた勉強も頓挫した。
簿記試験の出題範囲は年度ごとに改定されるらしいので、最新の教材で勉強する必要がある。
書店にテキストを買いに行った。
何か、前に買ったのより薄くなってる気がする。勉強すべき内容が減ったのか。
最近は「ネット試験」というのがあるらしい。もちろん自宅で受験できるわけではなく(そんなんできたらカンニングし放題だ)、試験会場でパソコンで受験するのだ。選択問題にはプルダウンメニューで答えを入れたり、数値入力はテンキーでしたり。キーボードからの文字入力もあるという。そして、採点も合否判定もすぐされるらしい。端末ごとに別の問題が出るため、「前の席の受験者の画面が丸見え」でも参考にはならない。
買ってきたテキストの読者サービスとして、「仕訳の練習」「模擬試験」のwebアプリが利用できる。私は前者をスマホ、後者をPCのブラウザにブックマークした。仕訳が隙間時間で練習できたら勉強が捗る。ゲームと思ってやり込みたい。昼休みにツイッターを眺めている場合ではなくなった。
さて、私は年内に簿記3級を取れるだろうか？
今日は「聴き始めた瞬間から劇的に運勢が上昇する」音源を聞こう。
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