冷蔵庫で汗水垂らして働く話

年が明けて、暇なシーズンに突入。
今月から製品倉庫作業も回ってくるようになった。
箱詰めが済んでコンベアを流れた箱は製品倉庫にたどり着く。
それをパレットに積み上げてストレッチフィルム(ラップのでかいやつ)を巻き、パレットは別の担当に運び出してもらう。

製品は生ものなので、倉庫は冷蔵庫。
ただし、「10℃以下保存」なので庫内は6℃程度だ。
他の社員が担当するときはいかにも寒そうに防寒着をまとっているが、私は普通の作業服で入る。
重い箱の積み卸しで頻繁に動くので、むしろ汗が出る。
去年退職した倉庫専任の社員は夏でもゴテゴテに防寒装備だったが、自分がその場で作業してみると「なぜそんなに寒がる?」と思うばかり。
工場は寒冷地にあり、冬期は「倉庫より屋外の方が寒い」。

辛いのは箱の重さより「静電気」。帯電した箱を持ち歩いて自分が帯電し、次の箱を取りにコンベアに近付いて金具に放電する。
倉庫の床に敷かれた鉄板に足の指から放電することもたびたび。
倉庫作業の多いある社員は帯電防止靴を支給されて大喜びしている。
私も上に強く訴えよう。
鞭打たれながら働いてるみたいで嫌である(昔の奴隷か)。

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