静かな春祭り

地元の神社の春祭りである。
例年だと祭典の後にお神楽があるのだが、それは中止になった。観客が集まってしまうと、新コロの感染リスクとなりうる。

こういう日だけよそから来てもらう神主が祝詞を奏上し、数名の参列者が玉串を捧げる。20分ほどで終わる。
例年だと祭典の後に酒盛りがあるが、これも中止。参列者に赤飯、餅、カップ酒が配られて解散となった。赤飯は我が家の夕食になってめでたしめでたし。

祝詞の内容は普通は今年の豊作だとか商売繁盛とかを祈念するものだが、今年は疫病絡みの文言も含まれた。来年は元に戻って欲しいものだ。私が来年参列するかはわからないが。

春の大きなイベントが一通り終わると、いよいよ稲作の準備が始まる。我が家の田んぼは主要な作業(代掻き・田植え・稲刈り)を人に委託することにした。私が用水路の役員(しかも総代)でなかったら「もう作らない」という選択もありえたが、他者の目線を気にしすぎる母の意向で「今年までは作る」ことにした。収穫が済んだら農機具は農協に引き取ってもらい、以降は「百姓から解放された」身分になる。米は他人が作ったものを買った方が、肥料や農薬や燃料に金をかけるより安い。

今日は「不安を打ち消すクリスタルボウル」を聞こう。

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