最後の脱穀

作業を委託していた人から昨日「明日(つまり今日)やるから」と連絡があったので、今日は脱穀の日。刈るのも早かったが脱穀も早い。

もともと小さい田んぼなので、脱穀の作業は20分ほどで済んでしまった。
残った藁束の山を燃やす方が大変だったと思う。

これで我が家の米作りは、終了である。来年以降、する気はない。
肥料や農薬、苗を買い、トラクターで耕し、水の管理のために軽トラで毎日往復するというコストを考えたら、米は買った方が安い。もはや「草を生やしては近所の田んぼに申し訳ない」なんてきれいごとのために米を作る体力は残っていないのだ。何より「用水路の役員は2度とやりたくない」。だから終わり。

私の希望としては去年で終わりにしたかったのだが、「役員をしていて作らないのでは格好が付かない」などと母がメンツ重視のことを言うため作業は人に委託して今年まで続けた。この委託先の人も体力の限界でそろそろ引退らしい。高齢化だけが進み、若い世代が住み着かない限界集落の現実である。

今日は奇跡の音源を聞こう。

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