休耕田の草刈り

米を作らなくなって2年が経つ田んぼがある。
完全に放置していたら、見事に背丈ほどの草が伸びていた。
嫌々でも米を作っていればこうはならない、というのがよくわかった。頻繁に手をかけるからである。でももう、その「手をかける」ができない。

とにかく草刈機でバリバリと草を刈り倒していった。
理想的には「刈った草をまとめて焼却」まですると種をやっつけられるのでよい。しかしそこまではしなかったので、来年は頻繁に刈りに行って「種ができる前にやっつける」ようにしようと思う。

「畑にすれば?」…この農地は家から遠いので毎日様子を見るのが大変だし、作物を網などで防護しないと猿に襲われる。「防衛コスト」が収穫に見合わないのだ。猿は本当に賢くて、例えばトウモロコシなどを作っていて「そろそろ食べ頃だから明日取ろうかな」と人間が思ったその日に略奪していく。
手間をかけるなら「草を刈るだけ」の方がましというのが田舎の悲しい実情だ。
既に11月だし今刈っておけば春までは「急に伸びる」こともない。そういう消極的な処理を続けていくしかない。

今日は「疲れ切った魂を癒やす」音源を聞こう。

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