私は7月の下旬に占いで「スマホのアプリを作るといい」と言われ、勉強を始めた。Macは持ってなかったので、Androidアプリを作ることにした。
厚い参考書のコードを打ち込み、「じゃんけんゲーム」を作った。ここで「乱数の出し方と、それによって表示の内容を変える」方法がわかったので「よし、占いを作ろう」と参考書は閉じた。そしてできたのが「はむ占い」だ。Playストアにもアップした(方法はネットで調べまくった)。
「参考書を最後までやる」とか決めていたら、多分モチベーションが切れていた。自分が作りたいわけでもないものを頑張って作るのは無理だ。「いつ試合に出られるかもわからないのに延々素振りを続ける」そんな忍耐力は私にはない。
「自作のアプリをストアで公開する」ところまで経験したので、本格的に「ルーン占い」をアプリ化しようと決意した。ランダムに出るシンボルでの占いであり、何より「ルーン文字は絵心がなくても書ける」。これがタロットだと「既存のものと被らないように」作画を外注しなければならない(「意味だけ出るタロット占い」という美的感覚ゼロのものを考えたりもしたが)。
出来上がった「瞬感ルーン占い」は、11月下旬にリリースとなった。今度は広告付き。占いの先生がツイキャスで宣伝してくれたおかげで、ユーザーは2桁になった。収益も発生している。
「プログラムを作るのに、全ての命令を覚える必要はない」とは大昔にBASICをやってた頃から言われていたことである。また、アプリを作るのに「派手にぬるぬる動く」は必要条件ではない。割り切ると「シンプルでいい」と好評だったりする。
極端な話、「検索でサンプルを探してコピペして調整」で、自分に実力がなくてもアプリはできてしまう。「なぜこう動くのか」は後で勉強すればいい。
今日は「厄落とし」の音源を聞こう。
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