「なんとかなる」という本

「斉藤一人『なんとかなる』の奇跡」という本を読んだ。
著者は斉藤一人氏ではなく、弟子である宮本真由美氏。

書店で引き寄せ系の本を探していたらふと目にとまり、数ページ立ち読みしてすぐレジに持っていった。
「なんとかなる」はそれ自体がさほどポジティブではないため、自分がネガティブであっても口に出して抵抗がないというのだ。
心底辛い時に「ついてる!」とか言えるだろうか?言う端から「どこがだよ!」と突っ込むと思う。

そういえば自分は長いこと、この「何とかなる」を封印してきたな…と思い出す。
昔の職場で厳しい上司にいろいろと問い詰められて「何とかなります」と言ったら上司は怒鳴った。
「なるじゃない!お前が何とかするんだ!
しかし私は「自分で何とかする」のプレッシャーに負け、腹を壊して休職することとなる。
「何とかする」、素晴らしい意気込みじゃないかと思うかも知れない。だが、そもそもその実力がないときには瞬時に詰む考え方だ。
進捗が止まる。だが、「自分が」何とかしなければならない。相談なんかしたらまた怒られる。…壊れるまでにさほど日数はかからなかった。

あれから20年以上経つ。あの会社はクビになって、あちこち転々としてきたけど、よく生き延びてきたよ。「何とかなる」の方が正しかったんだ。
これからは堂々と「何とかなる」と念じることにしよう。

胃に来る文章を書いてしまったので落ち着く音源を聴こう。

シンギングボウルと、静かな雨音のミックス。

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