最後の田植え

私のうちの田んぼで、最後の田植えが行われた。
機械植えは人に頼み、機械で難しい部分(四隅とか)を手で植える。

なぜ最後なのか。担い手不足である。
私1人ではやりきれないし、そもそも私は百姓が嫌い。
今年はまだ用水路の役員の任期内なので我慢している。「我慢している」ここがポイントだ。

家の農機具小屋にはトラクターや管理機、藁切り機がしまってあるが、これらも処分する。農協に言えば引き取ってもらえるらしい。もう、耕作というものを一切行わない。
田んぼを人に貸すということもしない。なぜかというと、「田んぼが使用中」だと、用水路と縁が切れないからだ。自分で作ってないのに清掃や草刈りに参加したり役員を務めねばならなくなる。これが嫌で「来年度に役員が回ってくるらしいから田んぼを貸すのはやめる、今後米は作らない」という選択をした人も過去にいる。そのくらい役員というものは嫌なのだ。
私などは「役員をやってから耕作をやめる」というのだから真面目な方だ(我慢してるけど)。

稲刈りも人に頼む。脱穀は…自分でするか。
収穫が終われば、我が家はもう「兼業農家」ではない。

今日はクンダリニーが覚醒する音源を聞こう。

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