子供じみた興味で40年

お盆休みでようやく暇ができ、先日占い師に勧められた「スマホアプリ制作」の勉強をぼちぼち始めている。エミュレータ画面でプログラムが想定通り動くのを見て「やれそうだ」と思う。

「見た目の動きが派手」なプログラムを作りたい気持ちが強い。
ベーマガ、アスキー、月刊マイコン(古いな)を読んでゲームのプログラムを打ち込んだのが原体験だ。
大学では古いコンピュータで文字中心のプログラミングをし(グラフィック性能が高いマシンは400万円した時代である)、卒研ではPC-98が使えたので見た目に動きのあるプログラムを作ってみたりした。
就職したら情報系職種ではなかったが、初年度は研究部署で「測定値のグラフ化」などを作った。翌年、組み込み系の開発に回されたが興味をなくす。「ユーザーインタフェースをやりたい」と言ったが却下され、やがて上司のパワハラに負けて腹を壊し休職。

休職後に情報システム部に回された。ホストコンピュータでCOBOLを使うのが主力業務。だが、ひょんなことから「AccessでGUIアプリを作って欲しい」という話が来てこれに嬉々として取り組む。
ASPで社内向けwebサービスもいくつか作った。
それが一段落したらJavaを学び始めるが、また「派手に動かないからつまらない」と士気が低下する。その後リストラでITのキャリアは断たれた。あの頃VBは高価で、「個人で買ってでも勉強するぞ!」という気分にはならなかった。

何だかんだで今年になってようやく精神的にも立ち直りが見られ、やはり「派手に動いて楽しい」と期待されるプログラミングをしようとしている。私には「プログラムでさえあればバックエンドでも組み込みでも」という気持ちになることはできなかった。そういう悲しいサガである。

今日は「何故かトントン拍子にうまく行き始める」音源を聞こう。

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