それはゲームだから

Duolingoというスマホの語学アプリで、中国語を学んでいる…というか、「中国語クイズを解いている」。文法について独立して学ぶことはせず、日本語訳したり中国語訳したり読み上げたりを繰り返す。

目標は「全問正解する」(間違えた問題は後でまたやり直せる)ことであり、言葉の習得ではない。レッスンをクリアするとポイントが貯まり、他のユーザーとランクを競い合う。競うのが目的になり、「言葉の習得」という目的は脇に置かれる。でも毎日続けることで、YouTubeのおすすめに並ぶ動画の中国語タイトルも何となくわかり始めてくる。このアプリの制作者は学習というものをよくわかっている。

近々、VR端末が届く。仮想世界を歩き回る的なものより、フィットネスゲーム中心に利用するつもりである。こんなゲームもあった。

【Oculus Quest】こんな時こそVRでフィットネス! リズム”壁”ゲー「OhShape」レビュー | Mogura VR

迫り来る壁に空いた穴と同じポーズをして壁抜けするというもの。相当疲れるらしい。
これが例えば「画面の人と同じように踊ってみましょう」というようなDVDだと、体が疲れてきたら動きが手抜きになってきやすい。ゲームだとそうはいかない。疲れようがどうしようが正確に同じ動きが求められる。なので余計に疲れる。
ゲームの目的は壁抜けであり、筋トレではない。筋トレは「目に見える成果」がなかなか出ないので挫折する。ゲームは数分で「ステージクリア」という成果が出る。どんなプロセスだろうと、最終的に痩せればそれでいい。

今日は「免疫力ブースト」の音源を聞く。

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