「なりたいものは会社員」の真意を邪推する

第一生命が行ったアンケートによると、

男子では昨年に引き続き、小学生、中学生、高校生のすべての世代で「会社員」が1位となった。女子でも中学生と高校生で1位だった。

のだそうだ。
ユーチューバーなどの存在も珍しくなくなってきた昨今ではあるが、「あれは競争の激しい人気商売」と悟って「自分は安定して月給が入る身分になりたい」と思うのだろう。
某政党のCMで登場人物が言った「夢は正社員」と一緒である。会社で働くとしても、非正規では当然ダメだ。

高校生くらいになると、「正社員や公務員でないと婚活で不利」などの知識もあるだろう。正社員は「勝ち組への道」なのだ。不安定な時代だからこそ、安定志向になる。テレワークがかっこいいから、なんて軽い理由ではない。

ただ、終身雇用は既に崩壊しており、定年を70歳にしてもそれ以前に「希望退職」で切り落とされる可能性もある。昔ほどメディアが大騒ぎしなくなっただけで、リストラは割と頻繁にある。
名目は希望退職でも、「会社が退職して欲しいと希望する社員を辞めさせる」システムである。自分がそれに該当したとき初めて意味がわかるだろう。君は生き延びることができるか。

今日は「願望実現無双状態に入り凄い事を引き寄せる」音源を聞こう。

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